空中落下のち空中遊泳。
「あっ‥」声が出なかった。というより、出す暇などなかった。気付くと大空の中にポツンといたのだから。目にも止まらぬ早さで落ちていっているのは別として ‥。
ゴール( 地面) に向かって落ちている間、意外にズシンとした重みがあった。上からとてつもなく大きな手で押さえつけられているような感覚。
雲の中を通る時はひんやりした。そして、雲を抜けるとすぐ、目の前に広がる街並み。「へぇ。綺麗なもんだ。緑もまだまだたくさんあるじゃないか。」などといい気になっていると、カクンっと身体が急に持ち上がった!! パラシュートが開かれたのだ。
さっきまでの重さが消え、優雅な空中遊泳。相棒が左右にハンドルを切り、アクロバット飛行を展開する。「きゃっ きゃっ」赤ん坊みたいにはしゃぐ僕がいた‥。 (涙)

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